名残の冬の裏山でカモシカさんに出会う
朝の最低気温は大寒のレベルなのですが、陽の光からは充分に春を感じます。
今日は朝から陽が射す天気でしたので、城跡のある裏山を散策してみました。
山は公的名称で毒沢城跡ですが、住民は館山と呼んでいるところです。
山に入って間もなく、山の主(?)のお迎えを受けました。
去年の冬に伐採した我が家の林に入り、稜線に向って三分の二ほど登ったとき、上方からの視線を感じました。
それはカモシカでした。
山道には動物の足跡が大小、様々に付いているのですが、日中に出会うことは無いだろうなあ?などと、考えながら歩いていた時のことです。
途中、タラノキの芽が食べられた跡を見かけましたが、カモシカは日中に行動し、今の時期は木の芽などを食しているのでしょう。
さっそく、コンパクト・デジカメを取り出してズームで撮りました。
それが上の画像です。この後、できるだけ接近して撮りたいものだと思い、やさしく話しかけながら静かに登って行き、最接近で撮ったのが次の画像です。
どちらの画像もトリミングしない生のものです。(クリックで拡大します)
カモシカとしては比較的大柄だと思います。
この後城跡まで登って巡回し、日当たりの少ない北側の段を見下ろすと、そこはまだ冬の景色でした。
一面に固雪が残っていますが、動物の足跡で描かれたキャンバスのようでした。
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